クリスチャン新聞 家庭・あかし 2005/9/18(sun)

韓国人企業家70%が信仰者
ビジネスは儒教的価値観

イム・ヨンオン(全南大学教授)
 
日本で活躍する韓国人企業家の約7割は、クリスチャンだという。昨年出版された『韓国人企業家―ニューカマーの起業過程とエスニック資源』(長崎出版、2千940円税込)に出てくる調査データだ。同書は従来の在日コリアン研究にはなかった、80年代以降に来日したニューカマーの企業家たちを取材調査した珍しい研究書だ。
 同調査で、韓国人企業家に関する様々な分析結果が明らかになった。特に興味深いのが韓国人企業家の起業過程に、教会が大きな役割をはたしていることだ。著者である韓国全南大学校世界韓商・文化研究団研究教授林永彦さん(39)=単立・綾瀬東部教会客員=は、「韓国人企業家たちは宣教の情熱をもち、資金面などで日本にある韓国人教会をバックアップしています。日本宣教のために彼らがもっと用いられるようになればと思い、書きました」と同書について語る。
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 「韓国人企業家の場合、70%以上がクリスチャンですが、企業の各種取引や運営の面では儒教的な価値観が根強く残っています。韓国人企業家は儒教の実用主義、官僚志向の高い教育熱、個人主義と、キリスト教倫理である節約や労働への献身、勤勉などを合わせた混合型が多いです」。林さんは同書で、韓国人企業家の文化資本(宗教倫理や職業的価値観)と企業業績を、こう分析している。
 「私はこの結果を残念に思いました。クリスチャンでも商売は儒教の影響を受けているのです。それは儒教の逆機能とも言える接待文化にも表れています。日本の韓国人企業は、資本をあまり必要としない飲食店などのサービス業が多いということも影響していると思います」
 同書のデータは、東京のエスニック無料情報誌に掲載された広告主、415人の企業家を取り上げ、個別に面接調査したもの。その中の103人から回答を導き出している。
 また、同書では企業家と教会との関係にも注目している。調査の中で、米国と同じように日本でも、韓国ではクリスチャンでなかったニューカマーが、移民後に教会に通うケースが多くみられたという。
 「日本でネットワークをもたないニューカマーにとって、教会は知り合いをつくるなど、コミュニティー参加のための重要な場を提供しています」。多くの韓国人企業家はビジネス情報を得るために教会に通う傾向があり、教会メンバーを通してビジネス・チャンスを発見したり、雇用者の確保、ビジネス情報を交換しているという。
 「日本にある韓国人教会のほとんどが宣教の情熱をもった企業家たちによって支えられています。彼らの目的は宣教で、そのために一生懸命ビジネスをしているのです」。現在、韓流ブームの中で様々な韓国文化が日本に輸入されているが、それは急に起こったものではなく、ニューカマーの企業家たちによって、約20年前から徐々に日本に浸透したものだという。「彼らのようなクリスチャン企業家が増えて、将来日本に教会をたくさん建てていくことが、政治的には膠着状態の日韓関係を文化や情緒的に近づけるとともに日本宣教の突破口にもなると思います」。林さんは今、オールドカマーの企業家の調査をしているという。 【藤岡竜志】

『 イム教授! 突然の電話でしたが歓迎してくださってありがとうございました。新聞記事の内容の中で、日本宣教の突破口!! もうすでにつくられている!!という希望に胸騒ぎと共に深い感銘を受けました。 先生との交わりを通し, 韓国宣教師たちの励ましとなり助けられることを探したいと思います。 』

 

 

『 クー宣教師!...先生が送って下さった文を読みまたもや日本宣教の重要さを実感できる機会となりました。
なにとぞ微塵な本が様々な日本宣教業に用いられたら良いなと思いますし持続的な研究をしていく計画です。
先生の今までの労苦が実を結ぶことが出来るよう日本宣教の大きなビジョンを描いて行く上で少しでも助けになればとお祈りしこれからの作業も日本宣教のビジョンの実用化を目標とし邁進するため努力していくつもりです。
またわたしの力量そして使命が与えられたらこの前言いましたように日本宣教の大きな枠を定立する作業を行うつもりです。 具体的には[日本教会の歴史と宣教のビジョン]という題目で, 過去から現在に至るまで研究と調査を通したビジョン提示の作業をしたいと思います。』 −イム・ヨンオン

『これからも日本宣教産業に必要な情報と資料を一生懸命研究していくつもりです。今までの総論的で無条件的な日本研究より日本人以上に緻密で徹底的な日本の研究と分析が必要な時期です。日本の方はだれかの言葉を引用するとなんの説得にもなりません。本人の研究と信念なしのカドラ式の伝達概念はもうすでに過ぎたことですし徹底的な研究と調査をペースに本人が信念をもって説破することが回り道でもあり一番近い道だと思います。ともあれ日本におられる宣教師たちの涙と汗が実を結ぶ日が近くに来ていると信じます。その日まで疲れず消尽しないようお祈りする限りです。』−イム・ヨンオン

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